シアターモリエールで 虚構の劇団の「夜の森」を観てきました。 精神病院の患者たちが 『星の王子さま』の劇を演じるためのすったもんだ(→こんなまとめ方いいのかしら) を描いたものですが、 星の王子様のセリフにもう滂沱。 一番最初に読んだときは全体的によくわからなかった。 そして、次に読んだときは じんとくる言葉と、よくわからない言葉がごっちゃまぜな感じでしたが、 こんなに心にぐっとくる言葉ばっかりだったとは…! きみが夕方の四時に来るなら、ぼくは三時から嬉しくなってくる。 そこから時間が進めば進むほど、どんどん嬉しくなってくる。 そうしてとうとう四時になると もう、そわそわしたり、どきどきしたり。 こうして、幸福の味を知るんだよ。 こんな言葉がね、ぐぐぐーーっと心に深くくるわけです。 「きみが夕方の四時に来るなら、ぼくは三時から嬉しくなってくる」 この段階で、もう涙腺がゆるめられちゃう。 たぶん木野花さんの台本と、 王子様役やきつね役の役者さんの台詞まわしが、素晴らしいんだろうなあ。 家に帰ってから 『星の王子様』を読み返そう! と思ったのですが、本棚にありません・・。 こ、これは、もしや断捨離しちゃったのでしょうか。ワタシ。 もう一度買って読み返そうと思います。
by room2room
| 2012-04-10 21:44
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