<   2011年 08月 ( 3 )   > この月の画像一覧

ギリギリ夏祭り

昨日、夜の散歩をしていたら
西荻の夏祭りに出くわした。


なんか通りが通行止めになっているなーと思って
道の先を見たら、祭りの光が煌々と見えた。

お祭りだ!

女子大通りの商店街のお祭りらしく
小さいけれど子どもたちでいっぱいで大変な盛り上がりだった。

焼きそばやかき氷、綿あめ、的当てなどの出店は
全部商店街の若手たちがやっていてとても楽しそうだった。

その先には盆踊り。
どこの町にもいる?のが、
白っぽい浴衣(というか着物風)を着込んだおばあちゃんの踊り手たち(左手)。

夏祭りが近づくと公民館なんかで練習に励み、
盆踊りの輪の中心、いや重鎮になる。

私もそのメンバーに加わりたい。
f0213602_23534480.jpg


道に出されたお蕎麦屋さんの椅子でやきそばやかき氷を食べながら鑑賞。
ちまき、とうもろこし、かき氷を食べる。
(その前に歩きながら、駅前の商店街で買った手羽先とビール)


大東京音頭、大阪ラプソティ、ずんどこ節など節操無いナンバーが続く。

杉並音頭なるものがあるらしいのだが、
CDが壊れてて聞けなかったのが残念。(太鼓は生太鼓)


西荻はなにげに商店街の祭り・イベントが多い。

先週末もうちの近くの通りの商店街が朝市だというので
朝の8時から11時まで、参加を求める商店会長さんのアナウンスが鳴りっぱなしだった。

1週間か2週間後には、たしかこけしやの朝市もある。

今日は骨董通りの手仕事市なるものがあったらしい。


どれも小規模なものだけど、
この町に住んで商売していくという
ささやかな気概と連帯が伝わってくるようで
なかなかよろし。


西荻はあまりに個人商店が多く、
そしてスーパー系は中途半端で安かろうに徹しているところが多いので
魚屋や肉屋や八百屋で買い物をするのが結構当たり前だ。

店の奥を覗き込むと、歴史を感じさせる商売道具が見えたり、
住まいにつながっていて居間や台所が見えたりして
とくに、店の奥に居間がある間取りが好物な私としては
買い物のついでに奥を盗み見て「へへへ」と思っていたりする。


引っ越す前は西荻のちょい奥に住んでいて
整然とした住宅街だったので
夜などはゴーストタウンのように静まり返って人影もなかったが、

駅近くに移り住んだ今は
町が生きていることを日々実感する。


生まれ育った町でもなく、
絶対的な必然性なく住んでいる身分としては
その町に住む意味、みたいなのをいつも求めている。


思った以上に西荻は魅力的な町かもしれない。



f0213602_0235383.jpg

[PR]
by room2room | 2011-08-29 00:21

祭り1

美濃白鳥の弾丸ツアーを本気で検討したが
前後の予定に阻まれ、
現地滞在、というか盆踊り参加4時間程度になってしまう。。。

しかも、新幹線を使っても片道6時間はかかるんやーね。

くうう。
今年もだめか。


祭り祭り祭りに行きたい。。。


と、テレビをつけたら、
今年はとうほぐの祭りもいろいろ事情があるようで。

陸前高田の大石地区という40世帯しか残らなかった地域での
祭り復興ドキュメンタリーをやってた。

住民の多くはいなくなってしまったけど、
祭り屋台だけが津波に呑まれずに残った地区だ。

来年はこの地区が残っているかもわからない――。

ならば、今年はなんがなんでもやんなきゃなんねえんじゃねえがと
青年部代表の36歳(普段は郵便局員さん)が立ち上がったのだ。

祭りをずっと見守ってきた長老は「生活優先だ」とがんとして認めないし、
多くの人が亡くなったばかりなのに、と反対する声もあがった。

賛成の声も反対の声もしごくもっともで
これはもう平行線とかいいようがない。

そこでみなの心を一つにまとめたのが、
家族6人を失ったお父さんの言葉だった。

津波で亡くなった21歳の息子は祭りが大好きで、
毎年、大石地区の櫓の上に乗って先導する役割をしていた。

きっと今年も息子は櫓の上に登っているはずだから
ぜひとも祭りをやってほしい、と。

お父さんは「亡くなった人はみんな無になったんじゃない」と言っていた。
息子が好きだった祭りを見る、
そこにお父さんは生き生きとしていた息子の姿を見ることができるのだ。



大石地区の有志で祭りに参加しようじゃないかということになった。

津波をかぶって汚れてしまった花飾りは
残った住民が総出で手作業でつくって、
近くの避難所にいるおばあさんたちも手伝った。

車輪が錆ついてしまった櫓を動かすときには
違う地区の人たちがいつのまにか集まってきてようやく動いた。
長老が呼び集めてくれていたらしい。


みんな、とてもうれしそうだった。


なぜ、祭りをそんなにもやりたいのかと聞いたら、
それをちゃんと説明できる人はあまりいないのではないだろうか。

なぜ、私が祭りにひかれているかといったら、
伝統とか文化、美という言葉だけでは説明できない。
祭りの豪華な飾りもじきに飽きてしまうし、
何万人と人が集まる大規模な祭りにはあまり興味がない。


そうではなく、
ひとつの地域に住む人たちが
同じような毎日を生きていくなかで
自然のいとなみにそって
祭りという形で、連帯して、エネルギーを爆発させて
そしてまた日常に戻っていく

という姿を目にするのがすきなのだ。
切なくて、うらやましい。




私が生まれ育った町にもいちおう祭りはあった。

新興住宅街だったから、
伝統的な祭りなどではないし、神輿を納める神社もない。
でも、ちゃんと盆踊りもあったし、金ぴかの神輿も山車もあった。
東京音頭と、アラレちゃん音頭、ドラえもん音頭のヘビーローテーションと
騒々しいただけで、よその人が来ても見どころなんてものは一切ない。

しかし、あのときの大人たちは
新しい町にちゃんと自分たちの祭りをつくったのだ。
今考えると、すごいと思う。

そこに住む人たちは
農家の人はいないし、商売をやっている人なんてほとんどいない。

参加者=サラリーマン家庭の祭りなのだ。ひえー。



というわけで、

やっぱり日本人は
祭りがないと生きていけない…のかもしれないので

今年も祭りを見に行こう。
[PR]
by room2room | 2011-08-08 17:12 | 散歩と旅

わたしはダンサー…

おとといから、美濃白鳥の盆踊り熱が上昇中。


長良川鉄道の途中駅にある美濃白鳥での盆踊りは
わずか50メートルぐらいの通りでおこなわれる小規模なもの。

屋台ゼロ、湧水の水飲み場オンリーで行われる
地元密着の盆踊りなのです。

唄ももちろん生唄。
4人ぐらいの名手たちが櫓で唄います。

しかも、8/13-15は徹夜踊りといって
朝の4時まで踊ります。
っていうかこの祭り期間自体が7/16~8/27まであるという
想像を絶する長さなんですけんど。


「世栄」はアップテンポで
若者たちが一番盛り上がる踊りです。


「猫の子」はまさに「ニャン♪」のポーズをする踊り。
けっこう難しいが面白い。


「源助さん」は唄が好き。



ここに行って驚愕したのが、
若者たちが地元の祭りをこよなく愛していて、カッコいいと思っていること。
盆踊りというのは昔はまさにそんな生命力ほとばしる場だったんでしょうね。

さらに、ご老人の活躍の場でもあり、
歳がいけばいくほど
動きに深みが出てきて、浴衣の着こなしもこなれてて
そうそうに真似できないほど見事なのである。
盆踊りにおけるお年寄りの存在感たるや、である。

初心者としては、近くにご老人ダンサーがいるとほんとに安心する。

よそ者の私だけど、
盆踊りのリズムがこんなに身体になじむのは・・・なぜ?
というほどめちゃくちゃ楽しい。


今年もまたお盆シーズンは余裕がないのだけど。。。
弾丸で行ってしまおうかしら・・・。

0泊2日…無理かな~。仕事しながらいくとか?w



踊り下駄もうずいてるぜ!
f0213602_11255343.jpg

[PR]
by room2room | 2011-08-04 18:52 | 散歩と旅