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勝手に北海道視察

先日、しごとで2泊3日で北海道に行ったもんだで、
空き時間に勝手に北海道視察。

驚くべき事実が発覚した。
ほれ。
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なに、この衝撃家賃。
ちなみに中島公園とは、すすきのすぐ近く。
札幌駅へも歩いていけるぐらいのロケーションである。

不動産ともなると、こんなありさま。
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あやうく北海道土産に、マンション買うとこだった(嘘。

そそくさとチラシをお土産代わりに失敬する。
(辛いことがあったときは、これを見よう…)

あくまで「アパマンプラザ」の広告の中での話。
これはゼロを一つ忘れた誤植であり、
私が持ち去った後すべて回収された、という可能性も2%ほどある…と付記しておこう。


ちなみに、飲食店などでの価格は東京などと同じである。
なんだか、エンゲル係数が変に高くなるなあ~。


んが、しかし。

中央卸売市場の場外市場近くのイオンにて。

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北海道ならでは、なカニミソ祭り。

道民「カニミソなら、食いあきてる」という声が聞こえた気がした。

日本にエビのむき身を輸出してるフィリピンだかタイだかの工場では
村人がエビの頭をバケツいっぱい買っていくらしく。

なぜなら、ココが一番おいしくて栄養があるからであって、
日本人はおいしくない部分をわざわざ買ってるのである…
的な話を聞いたことがあるけれど、
それと同じような「棚からぼたもち」方式でしょうね。(使い方あってる?)


ちなみに、
北海道において「歩道」とは、「車も通れる幅でつくっておく」ことが
決まりになっているとしか思えない。
ついつい目視で「ここクルマ通れるぞ」と測ってしまう。

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このイオンもワンフロアが異様に広くて
はじっこまで見通せない。(コスメ売り場を探していた)
歩いて探し回るには大変な距離で、「もう!」とイライラした。
広いのも考えもんだ。

街の歩道ももちろんただっ広くて、自転車も人もすごくスムーズでぶつかりようがない。
東京では「歩道で人が自転車に轢かれることが社会問題になっている」のは
道民には理解できないにちがいない。



札幌中心部の大通り公園では、
パントマイムの芸人さんに人だかりの山。
どうやら、北海道のテレビタレントとしても売れっ子らしい。

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名前を覚えることも、口に出すこともできない
覚えにくい名前。

北海道は、大泉なんとかとかいう人気タレントをいつのまにか作り上げてたりして、
「うちらはうちらで勝手にやってます」臭がかねてからプンプンしてたが
(「水曜どうでしょう」なんて知るか!)
あいかわらずなようである。

ちなみに、この…芸人さんたちは
非常に芸達者で、しかも温かい芸風で、素晴らしかった。
しっかり北海道で根を張ってもらいたいものである。


そして、電車に乗れば、東京で見かけるような週刊誌の中づりは一つもみなかった。
(興味がないのか、広告が入らないのか不明)

ただ一つ、よく見かけたのは

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財界さっぽろ!

「タブーに挑戦!」である。

そんなことを正々堂々と言っちゃう大雑誌があったであろうか…。

ちょうど写真を撮ったところは、震災とか全日本で知られているネタが出てるが
全般的には「知らん」話ばっかり。
どうやら、“道民の間で話題”のネタがいろいろあるようだ。


たまたま入った喫茶店に「財界さっぽろ」が置いてあったので
パラパラとめくってみたら、

毎月ペースの発行でB5判、232ページで文字ビッチリで(写真、広告ほとんどなし)
おっしゃるようになかなか「本気」な雑誌のもよう。



全般的に、北海道は「勝手にやってます」な感じがして、
細かいことは知らないけれど、
しっかり“内向き”の経済や文化が成り立っている気がして、

地方都市とはこうあるべきな理想形がかいま見えた(ような気がしないでもない)短い半日であった。

ざっと生活を取り巻く経済を見ただけで
たぶん北海道の人とは共有し合えない部分がいろいろある気がする。それがいいのだ。

こんな時期だからこそ、
日本列島が一枚岩でないと考えると、少しほっとする。


天気予報を見たときは
東京と予想気温がほとんど変わらなかったのでナメてかかったが、

実際に行くと、空気がカラッとして清々しすぎて風邪をひいてしまった。


東京に戻ると、

絡みつくような湿った空気と、

湿度から立ちこめる街の匂いにほっとした。
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by room2room | 2011-05-27 09:19 | 散歩と旅

謎が解けた

眠りの長さによって、
ショートスリーパーなる人と
ロングスリーパーなる人がいるらしい。


ショートスリーパーとは6時間未満しか眠らない人。

ショートスリーパーは、脳神経を酷使したり悩んだりしないので、
睡眠時間が少なくても支障がないのだそうです。
その性格は、楽観的・順応的・外交的。

偉人では、ナポレオンやエジソンがあてはまります。



一方、1日9時間以上の人を
ロングスリーパーと呼ぶそうです。

(ショートとロングの中間をバリュアブルスリーパーといいます。ほとんどの人がコレ)


うぅむ、目覚ましで起きることがほとんどないから、
自分がいったい何時間眠っているのやら・・・。
まあ9、10時間とかザラ。
6時間未満とか、できて1日が限度ですね。


たぶん大枠ではバリュアブルだろうけど、
ロングスリーパーに片足突っ込んでると思う。



ロングスリーパーとは・・・
脳神経を酷使するために、
脳を休めるために長い睡眠が必要になり、
その分、独創的で型破りな発想に富む。
性格は非順応的で内向的という傾向。

失敗や悩みを正面から受け止める人が多く、
その分だけ脳が酷使されるため睡眠時間が長くなる。

偉人では、アインシュタインがロングスリーパー。


あら!ま!やだ!

そうだったのね!


わたしってば繊細な心の持ち主で
つねに頭を使っているから、こんなに眠いのね!!


人と比べて、あまりに睡眠時間を要するものだから、


意思が弱いんじゃなかろうか

体が悪いんじゃなかろうか

なんと効率の悪いものよ


と思っていたけれど。


短時間睡眠、というのもずいぶん憧れたけれど、

2日ともった試しがない。


>ショートスリーパーの方
いいですね。気楽でw


ちなみに、本の原稿(大量)を書くときは、
ご飯・仕事・睡眠・ご飯・仕事・睡眠…という
ものすごい睡眠サイクルに突入する。

忙しいほど、睡眠が増えていく不思議よ。


完徹? 無理です。




まあ・・・もしかしたら

脳のキャパが足りない、


という根本的な問題の可能性もあるけれど・・・。




しかし、考えてみると、

睡眠とは、
ほとんど心と脳のためにあるのではないかと思う。

からだはせいぜい2、3割ぐらいじゃなかろうか。
わたしのようなデスクワーク者はかなり。



かの水木しげる大先生は、

「寝ている間は霊界に帰っている」

との主張のもと

睡眠至上主義を掲げておられます。

私もそこに従っているだけです。

睡眠とは、かなり謎に満ちた人間の活動なのかもしれません。



ということで、寝ます。
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by room2room | 2011-05-23 23:09 | 考えたこと

ブラックスワン

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ニューヨークバレエのプリマに選ばれたバレリーナのニナが
「白鳥の湖」で白鳥と黒鳥を演じ分けるために
初舞台に向けて自分を追い込んでいく物語です。

白鳥の湖といったら、もうこのテーマに尽きますね。


憧れのバレエ映画ってことで観たけれど、
バレエ以外のいろんな要素も入ってて(そしてうまく絡み合っていて)面白い。

白鳥の湖の白鳥と黒鳥は、
女性の二面性を象徴しているように思えたし、

ちょっとグロい場面は苦手だったけれど
精神的に追い詰められた人の、世界への違和感、自分の体への違和感を
よく現わしているように思えた。

また、ある域まで到達すると破たんへと傾く母娘関係の難しさ……。


一番せつなかったのは、芸術を目指す者が突き当たってしまう限界。

ニナはその限界を突き破った。それと差し替えに、自分が壊れてしまった。


これはひとつの幸せだと思いたい。

ニーチェは壮絶な人生を歩みながら
愛する女性と丘を散策したたった数時間を、生涯心の支えにし、
「あの数時間があるのなら、もう一度同じ人生を生きてみたい」と強く願ったという。

芸術でも、仕事でも、愛情でも、
どれだけ自分の高みをみつけて到達するか。

二ナほどドラマティックで崇高ではないものの
平凡な私たちでも少しでもそれができたことに喜びを見いだす。

ニナはそれを成し遂げたのだと思う。
その意味でもう存分に踊りきったのだ。




ということで、この映画は圧倒的に面白く、そして美しく、
最後の舞台のシーンなんかはもう一度観たいとせつに思う。


終わった後は友達と、

「やっぱりプリマを目指す者は孤独よ」

「群舞になるぐらいなら、プリマの孤高を…」

なんつーことを話し合った。

…誰よ?


子どものころから漫画なんかで
プリマはみんなの憧れと嫉妬と羨望を集める存在だということは
妙によく知ってる。これはもう耳年増にちかい。



まあ、バレエというのは、なんというか、女子の永遠の憧れなのよ。
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by room2room | 2011-05-16 10:44 | 映画・演劇