ベトナム行き2

ベトナムに行くなら、ずっと行きたかった町があった。
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ベトナム中部のホイアンという町。
ずっと行きたかった、なんて言ったら、言いすぎかもしれない。

ただ深夜のNHKでホイアンの映像を見て、

こんな町で暮らすことができたら、
あるいは自分の目で見ることができたら
どんなに幸せだろうと思ったのだ。
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まさか自分が本当に行けることになるとは思ってもみなかった。
ため息がでるほど美しい町だったので、そのぶん遠い存在に感じたのだ。
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ベトナムはハノイ(北部)-ダナン(中部)-ホーチミン(南部)の
3都市をめぐったけれど、
私にとってはハノイもホーチミンもおまけにすぎない。
直行便がないからハノイ経由になった。
ハノイに戻ってもしょうがないから、ホーチミンを経由して帰ることにした。

海外旅行をアレンジするときに
いつも思うのは、ほんとうに素敵な場所には
飛行機一本ではなかなか行けないものだということ。
限られた時間とお金を調整しながらプランを組み、
いくつも街を乗り越えてようやくたどり着く。
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黄色い建物の中は、
中庭がある構造になっている。
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家の横には細い路地がのび、
そこからは生活の場がみてとれた。
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夜になれば、ランタンが灯る美しい町並みに変わる。
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ホイアンは世界遺産に登録された町。
こんな静かで風情ある風景が見られるのは朝早い時間だけ。
午前9時ごろになると、どっと観光客がやってきて、
バイクが通りを走り、観光地らしいにぎわいになってしまう。


ホイアンは観光地化が進んでいるけれど、
そこから少し北に抜けると、
ホイアン川に沿って静かな暮らしをしている人たちに出会える。
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路地を歩いていると、好奇の目で見られていろんな人から声をかけられる。
これだけ観光地に近いのに、驚くほど観光地スレしていない。
酒盛りをしている漁師さんたちには「一緒に飲もう」と何度も声をかけられる。

立派なおうちの前を通ると
女の子たちには写真を撮って!とせびられた。
ハノイやホーチミンではカメラなんて
全然珍しいものじゃないから意外だった。
写真を撮ると、今度は画像を見せて!と寄ってきた。
自分たちが映った写真を見て笑ってる。
私の手に添えられた小さな手がとても温かかった。
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今日は、女の子は何かあるのかな。
みんなおしゃれしていた。
身ぶり手ぶりでしかわからないので、最後までわからずじまい。

ホイアンでは路地でカラオケが流行っていて、
夕方になると、どこからともなく子どもが
声をそろえてカラオケをしている声が聴こえてきたから
「子どもカラオケ大会」ではないかと勝手に思っているのだが…ちがうか。


男の子はいつもシャイで元気。
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ハノイでは何もかもが殺伐としているように感じた。
その国の言葉で「ありがとう」や「こんにちは」と言ってみても、
何の反応もかえってこない国は初めてだった。

でも、ベトナム中部にあるホイアンはちがっていた。
人はあたたかく町は美しい。
よく見れば、面立ちもちがうように見える。
これはベトナムという国のなりたちとどうやら関係があることを
のちにガイドのタンさんの話から知った。







つづく

ベトナム行き1
から半年以上あけてようやくアップ…。
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by room2room | 2013-01-08 14:55 | 散歩と旅


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