所用で中野。
ついでに中野ブロードウェイを散策。 昭和の香りにむせかえる・・・。 往年のバービー、ジェニーちゃんは懐かしかった。 ここなんかいると思う。 弁護士事務所とかあるし、不思議な場所だ。 昼を食べた丸子亭は すばらしい店。 中野ブロードウェイの普通めの本屋で 有吉佐和子の『青い壺』を買う。 最近、ほんと数カ月ぶりに本が読める環境になったのだが、 本を読みはじめると日常生活がだめになる。 『お菓子とビール』読了 途中からちょっとつまらなくなる。 モームの一番のお気に入り作品だったらしい。@あとがき ふうん。 イギリスの階級社会のえげつなさはなんとなくわかった。 書かれたのは1930年で、少し前の時代設定としても 貴族が食べられなくなっている時代であるようなのだが、 貴族が平民といっしょにいる場で、 「差別していませんよ」という思いを示すためにニコニコしたり。 あるいはいいところの生まれの子供が、 格下の大人に慣れなれしく話しかけられるたびにカチンと来たりする。 なんかリアルよ。 あとお茶が美味しそうだったなあ。 濃いおいしいお茶を飲みにおいで、などと誘われたりする。 バターやクリームたっぷりのスコーンなんかとね。 あと、お茶時はどうやら比較的人を訪ねやすいように読めた。 お茶の時間に突然訪ねたり、なんつー場面もいくつかあった。 そろそろお茶、という時間帯に訪問すれば 相手もティータイムが近づいてきて気持ちに余裕ができるころだし、 お茶をふるまってもらうぐらいなら相手に負担をかけないし、 なんとなく場もなごやかになる。 すてきな習慣だ。 38歳のときに書き始めたという『人間の絆』は もうそれこそ、かつての自分の青春と挫折のすべて、心血注いだ大作だと思うが、 56歳の『お菓子とビール』は大人の余裕漂ってて なんかつまんなかったなあ。 そういえば、64歳で書いたという自伝『サミング・アップ』も 自分語り強すぎて全然読めなかった。 日本の文庫版で手に入る程度しか読んでないが、 『人間の絆』以外は、上手なストーリーテラーだなあと思ってる。 それは浅い読書欲を満たしてくれる大切な要素だ。 〈朝〉ロッテリア ソーセージロール アイスコーヒー ニンジンリンゴジュース 〈昼〉静岡 丸子亭@中野ブロードウェイ ビール 黒はんぺん 昆布の佃煮 麦とろ 麦飯 けんちん汁 まぐろのづけ ひじき煮 たくあん 〈おやつ〉ミスド ドーナツ1.5個 アイスコーヒー 〈夜〉 そばがき 米粉パン バターつき 厚揚げ豆腐 スイカ 実家から送られてきたスイカを食す。 中は真っ赤でジューシィ。 運動なし。
by room2room
| 2011-07-23 00:26
| 食べる飲む
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